洞爺湖の風に乗せて。カモメと白鳥と、トレッキングと花火。

— 湖畔で感じた音と光と、静かな感動 —
この日は、湖の風がずっとそばに吹いていた。
フェリーで出会ったカモメたち、白鳥がゆったり泳ぐ水辺、湖の中島で歩いたトレッキング道、
そして夕暮れのキャンプ場から見上げた夜の空に、花火がしずかに響いた。
カモメと戯れる、フェリーの時間
洞爺湖観光汽船に乗って中島へ。
デッキで売られているカモメの餌を手にすると、何羽ものカモメたちが旋回し、手から直接食べてくれました。
子どもも大人も夢中になる、小さな体験。
中島トレッキングと、白鳥がくれた静けさ

中島に上陸後、トレッキングコースへ。
森の中を歩いていると、鳥の声と風の音しか聞こえなくなり、まるで自分だけの時間を歩いているような感覚に。
環境省で行われている国立公園乃印のスタンプラリーも魅力的でした。
みなさんは何ヶ所行ったことがありますか?
私は6ヶ所でした。主人はあと4箇所でコンプリートらしいです。


湖畔に戻ると、白鳥たちがゆっくりと泳いでいました。
その姿に、思わずこちらの心もやわらかくなるようでした。

レークヒルファームでソフトクリームをひとやすみ

観光の途中、レークヒルファームへ立ち寄ってジェラートとソフトクリームを。
濃厚だけどすっきりとした味わいで、広い牧草地を眺めながらいただくと、それだけで心がほどけていきました。

ロングラン花火と、キャンプ場の夕暮れ
洞爺湖での滞在地は「洞爺水辺の里 財田キャンプ場」。とっても空気が澄んでいて静かで最高のロケーションでした。

洞爺湖では、4月末から10月末まで毎晩20:45〜花火が打ち上げられます。
洞爺湖温泉はほとんどが21時閉まってしまうので、今回は温泉に浸かった後に花火を鑑賞しました。
遠くから聞こえるドーンという音と、夜空に浮かぶ光の粒に、旅の疲れもすーっと溶けていきました。
旅の参考リンク
特別なことはしていないけれど、
風と、水と、音と、光。
そんなものに包まれた洞爺湖の1日は、ずっと残しておきたい時間でした。
